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なぽちゃん 
■10才〜14才 ■関東
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kodamoさん、投げかけられたご質問のテーマは専門家ではないので、簡単にお答えできる問題ではありません。 単純な図式で一般論で論ずるには、無理があると思いますし、ケースバイケースで、子供の特性や環境の個別性に依存します。
しかし、別な切り口で考えてみましょう。 まず、子供の社会性の健全な形成過程に必要なものは、親及び学校などの環境が、子供自らの経験と反省の場を適切に与えて、失敗から学ぶチャンスと立ち直りの経験を何度も与えることでしょう。ここで必要なものは、失敗を無制限に許す愛情と激励でしょう。これが欠けた場合は、子供は自らの精神の安定を求め、元々の居場所である家庭内に安全地帯を求めます。これが引きこもりです。他人と接触しなければ傷つくことも悩みも生じませんから、この場所で自分の世界を拡大していきます。 ここで忘れてはならないことは、何事にも原因があることです。原因のひとつには「いじめ」の問題もあるでしょう。「いじめ」問題には、子供の世界の適者生存と弱肉強食の論理が根底にあります。適者とは、それこそ本当は弱いものの「生き残りの論理」を習得したものを指します。一般的に強者にはルールは要りません。弱者は皆で守るべき「ルール」を必要として、このルールを守らないものを排除しようとするメカニズムが「いじめ」です。 引きこもり状態の子供は、自らのエゴを守るために理論武装し始めて、いつも同じ回廊を堂々巡りするだけですから矛盾は露呈せず事態は進展しないまま小さな世界で安定します。自己防衛理論はそれなりに増長し強固になり、引きこもりは確立します。この状態の危険なことは、他人との協調を放棄したわけですから、社会性は一切育たず、独りで生きていく力が養われないことで、必然的に親の庇護の元でのみ生存が可能であると言うことです。これは重大問題です。 しかし、こうなった責任を親兄妹や学校に求める議論は、たとえそれが事実だとしても、不毛です。 そのモデルで一番わかりやすいのは「キタキツネ物語」という映画の中にあります。 「親離れ・子離れ」のテーマです。あの映画の中で、親離れできずに、巣に戻ってきてしまう仔狐は、餌が取れずに死んでしまいます。ですから、キタキツネの親は本能的に子供がある程度大きくなると、ある日を境に、急にキタキツネの親は子供に対し冷たくなり、愛情を感じながらも心を鬼にして、わざと邪険にして攻撃し追い出してしまいます。これをキタキツネの「子離れの儀式」と言いますね。そうしないと、子供は巣(家)を出て行かないからです。しかし、愛情を不十分に感じた子狐は、戻ってきてしまい、餓死します。
ひきこもりから脱するためには、キタキツネの子供のように、親の愛情と庇護をあきらめることですが、これを現代の親は経済力があるために庇護をだらだらと与え続けます。これが、もう一つの原因でもあります。これも豊かな社会が生んだ、歪んだ親子関係だと思います。 おそらく、ご質問を発したからには、あなたは引きこもりからの脱出に悩み、苦しんでいるのではないかと愚考しますが、自らの状態を多方面からの情報で分析し、直視し、知ることにより徐々に快方に向かうことでしょう。 最後に、この私自身もその昔同じような悩みを経験し、いっぱい本を読み、他人の存在を学習し、乗り越えたものであることを告白して、ひとまず終わります。 一番ためになったのは心理学や精神分析の本と様々な人間の悩みを描いた「小説」でした。悩みが深いほどたくさん本を読まないといけません。ご参考のために。
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