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y ;わい2008/08/17 20:27
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コーエン兄弟作品だとかも知らずに観終わって、あぁ〜なるほど、そうなのかと納得する次第なのですが、独得のグイグイと迫ってくる霊のような映像です。 どの作品を観てもキャスティングの見事さですが、ここではやはりの、シガー役を演じたハビエル・バルデムでしょうね。 なんら表情のひとつも変らずに殺人する様子は、現代の不可解な犯罪者の行動を彷彿させる演技です。 他の作品を知らないだけにリアル感が増して、それはもう迫力に満ちてます。
追われる男、モス役は如何にもアメリカ好みのセクシー男優です^^ そして、更に人生の渋みを感じさせてくれるトミー・リー・ジョーンズ。 この三人の男をクロスさせながらのサスペンスはノンフィクションかと思わせるほどの演出です。 ウッディ・ハレルソンは何しに出てきたん? って感じも無くはないですが^^ それもシガーなる殺し屋の無表情さを更に感じさせる狙いなのかもしれません。
時代は繰り返すと言いながら現代の不可解さに対応できなくなった寂寥感漂うトミー・リーに人生の哀歌を感じはするものの、ベトナム従軍兵に敬意を示すなどの箇所とか、悩める現代アメリカの社会を実際に知ってこそ、この作品の凄さが更に高みに上がるのではないでしょうか。
観終わってから、ありがちな??を感じさせなくもないですが、映画に説明を求めるようなワンパターンな観方は映画の表現枠を狭めるもので、そこまで言っちゃオシマイよ・・と監督の「意」なるものを汲み取るのが良いのではないかな。
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